企業情報

会社沿革

「石井文庫紙店」から「アイビーシー」へ100年の歩み

関東大震災が発生した大正12 年(1923年)4月に初代石井喜八郎は、紙製品加工やきもの包装紙の加工等を手掛ける「石井文庫紙店」として、日本橋堀留町に創業しました。2 代目石井喜太郎は、昭和36 年(1961 年)に株式会社石井文庫に改組、包装掛紙(のし紙)や挨拶状等の受注印刷を開始しました。現在代表を務める石井啓一は、平成6 年(1994 年)、時代ニーズに適応するためのイノベーションとして、ソフトウェアの自社開発・販売メーカーへの事業転換をし、平成9 年(1997 年)に日本の贈答文化をデジタルで再現するソフト「筆の達人®」を開発しました。以降、10世代にわたるバージョンアップ(V1 ~ V10)と、製品ラインナップをWebクラウドサービス化する開発と販売を行い、現在に至っております。

会社沿革

大正12年[1923年]
2月
中央区日本橋掘留町に「石井文庫紙店」として創業(紙製品加工販売開始)
昭和36年[1961年]
2月
新宿区新小川町に本社を移転し、活版印刷機等の導入により受注生産業を開始
4月
「株式会社石井文庫」に改組し、輪転、オフセット印刷方式を導入し受注生産業に従事
7月
のし紙・掛紙の印刷加工業に乗り出し、印刷機の導入によって生産を拡大
平成6年[1994年]
2月
DPS部(デジタルプリンティング)部門を設置後、印刷ソフト研究開発を開始
平成9年[1997年]
2月
関係会社「株式会社キンセイ」にアナログ印刷業務を移管し、工場を移設
平成10年[1998年]
2月
「筆の達人®Ver.1」システム及びパッケージソフトを開発、販売開始
平成16年[2004年]
11月
外字異体字鑑(外字・異体字17,500文字)書体を「株式会社富士通」と共同開発
「筆の達人V7.5」クラウド・SaaS型ネットワークダウンロードシステムを開発・販売開始
平成20年[2008年]
2月
「新宿区優良企業賞・優秀賞」を受賞
平成25年[2013年]
3月
創業90周年を迎え「株式会社アイビーシー」に社名を変更
8月
「筆の達人」をV8にバージョンアップ、中国語(簡体字、繁体字)対応版を開発
平成28年[2016年]
4月
外字・異体字4,700文字を搭載した、クラウド版文字入出力サービス「外字の達人®」を開発、販売開始
平成30年[2018年]
3月
「筆の達人V10」クラウド版のサービス開始
12月
動画・音声対応型顧客識別販促サービス「絆の達人®」を開発、販売開始
令和元年[2019年]
4月
「筆の達人」「外字の達人」「絆の達人」各種連携ソリューションサービスをクラウド化し、PCや各種スマートデバイスおよび、One to Oneマーケティングや各種チャネルに対応。
沿革画像1

オフセット印刷機を導入
(昭和36年)

沿革画像2

筆の達人®Ver.4
(平成13年)

沿革画像3

外字異体字鑑書体を
株式会社富士通と共同開発
(平成16 年)

沿革画像3

新宿区優良企業賞
優秀賞受賞
(平成20年)

人やモノを大切にする心を包む「文庫」

日本の包装文化と文庫

「文庫」と聞くと、「文庫本」や書物がたくさん保管されている「蔵」、そして「図書館」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、包装文化にも関わりがあります。

古来より手回り品を和紙や風呂敷に包み、大切に保管していた箱が「文庫(文庫箱)」です。室町時代頃からは装飾を施して“飾り物”としても用いられており、今では手頃な価格のものから高価な伝統工芸品まで様々な装飾を施した「文庫」が、大切な品物を保管するために販売されています。また、室町時代より反物(きもの)を包む際の紙を「文庫紙(多当紙)」と呼んでいました。文庫紙は和紙でできており、通気性や吸湿性に優れています。更に和紙にはハリ感があり、着物にシワがつくのを防いでくれることから、大切な着物を包むのに適していました。このように、大切な品物を包装する物に対して「文庫」という言葉が使われてきました。

アイビーシーと文庫

株式会社アイビーシーの歴史は、大正12 年に文庫紙(多当紙)等の加工販売を行う「石井文庫紙店」として始まり、昭和に入り印刷加工業に従事しました。現在はICT分野において「のし紙・掛紙・カード」等の文字や画像印刷ソフト開発を主に、写真・画像、音声・動画等多次元においてメッセージを贈れる技術により、ギフトの価値を高めるサービスの開発および販売にも注力しております。日本の包装文化である「文庫」への思いは、最新テクノロジーを活用した現在の自社製品に受け継がれ、次世代の新たな需要へのご提案となっております。